カーボン・ファブリック(炭素繊維織物)について

ブログの更新をしないといけないなぁ。と、思いながらも、結構忙しかったり、目の前にある「とても面白いハナシ(案件)」は、守秘義務など、いろいろな制約があってBlogに出すわけにもいかないし…。で、過去にどんな記事を書いているかを見直すと、意外と、…

日本最大の技術データベースサイト

このブログをご覧になっておられる方は「CFRPで量産を検討している」「カーボンの材料情報が気になる」という方ではないかと思います。 これまでも弊社は家電メーカーや自動車メーカーの複合材料開発、中間材料メーカーのコンサルティングをしてまいりました…

基本に帰って、俯瞰して見てみる

新年あけましておめでとうございます。 こちらのブログはなかなか更新できなくて申し訳なく思っています。ところが、アクセスを見てみると、少しづつではありますが、ご覧いただいている方が増えていて、きっと「新しいコト何か言っていないか?」と覗いてい…

激動の2018年でしたね

日々の業務に追われて、なかなか更新ができていないのに、アクセス数をチェックすると、以前に増してこのブログを読んでいただいているかたが居られることがわかります。コンスタントに更新できず、申し訳ありません。 さて、あっという間に気が付けば年末で…

プリプレグって何?4年ぶりの続き2

フィルムスタッキングついて、少し追加しましょう。弊社でも取り扱っている、ソフトカーボン(レザー)と呼ばれるのは、このフィルムスタッキングの派生です。「ラミネート」と呼ばれることもあります。ソフトカーボンは、皮革の様な使い方ができるようにコ…

プリプレグって何? 4年ぶりの続き。

はてなブログのアクセス解析を見ていると、圧倒的に「プリプレグって何?」というページに来られている人が、圧倒的に多く、その4年も前のページを読み直してみると…最後に「次回は、プリプレグの具体的な例をご紹介していきましょう。」としながら、すっか…

elg カーボンファイバー(回収炭素繊維)M SM45D

弊社 (株)日本複合材のロゴの背景は elg M SM45D 300 (CF100%不織布マット、標準曲げ弾性率~270GPa、引張強度4-5GPa、ドライファイバー(サイジングなし)、目付300g/㎡です。

elg カーボンファイバー(回収炭素繊維)の使用例

日本では、まだまだ馴染みのないelgカーボンファイバーですが、elgの本国、イギリスでは、すでに量産車に使われています。量産と言っても、スポーツカーの構造用パネルに↑の写真のように使っています。 F1レーシングカーデザイナーとして名高い、ゴードン・…

CARBISOのネーミング由来

JCM日本複合材マーケットで、最近にご紹介し始めたTMシートは、elgカーボンファイバーのCARBISOのTM(Thermo/Mat=熱可塑繊維とCFの混紡)マットを、熱プレスにより、板状にしたものです。 さて、そのCARBISO(カービソ。英国風だとカーバイソと発音)ですが…

elg カーボンファイバー(回収炭素繊維)

JCM日本複合材マーケットには、これまで幾多のリサイクル品に関する話がありましたが、それを紹介することはありませんでした。それは代表者が大手家電メーカー、自動車メーカーの技術コンサルタントとして契約し、実際の量産メーカーの製品開発の側に立って…

株式会社 日本複合材 登場!

早いもので「JCM日本複合材マーケット」は、サイトオープンから10周年になります。家電メーカー向け材料開発、成形品の供給工場の調査研究から、炭素繊維メーカー、中間材料メーカー、海外成形工場でのトライアルを通じて得た、熱硬化性CFRPおよび熱可塑性CF…

2018年は、いろんなものが動きそうな気配

新年あけましておめでとうございます。 昨年の後半は新規プロジェクトが複数立ち上がり(うち一個は年末を待たずに消滅しましたが)、またSAMPE JAPAN様より展示委員会、広報委員会に夏から呼んでいただいて、急遽、JISSE-15(Japan International Sampe Sym…

お詫び

これまで、忙しさにかまけて、長らく更新できていませんでした。 …にも関わらず、けっこうなアクセスをいただいて、当ブログを閲覧していただいていることが、アクセス統計を見て知り、とても申し訳なく思っております。 あらためて、新しい記事をアップロー…

自動車向けコンポジットの最新技術セミナー

SAMPE JAPAN コンポジット委員会 開催のご案内 コンポジット委員会 第64回研究会を下記の通り開催することになりました。日本を代表する炭素繊維メーカーの方々に自動車用途をはじめ利用拡大が期待されている炭素繊維複合材料やそのリサイクルに関してご講演…

ブレイディング (少量でも)供給開始

JCM日本複合材マーケットのサイトには、すでに載せていますが、ブレイディング・チューブ(組み物、環状編物)の販売を開始しました。 ブレイディングって触ったこと、ありますか?日本を代表する機械メーカーさんが、ブレイディングマシーンを販売している……

PC/CFRTP 登場。

日々の業務に追われてしまい、ついついBlog更新ができていません。せっかく、訪れていただいた方には申し訳ない限りです。 さて、JCM日本複合材マーケットの材料供給は、新しい時代に突入しました。 PC/CFRTPの性能、コスト等については、↓のサイトをご覧い…

私は「ダイヤブロック派」でした。

欧米では、LEGOが圧倒的にポピュラーですが、私が親から与えられたのは、ダイヤブロックでした。いくつかの基本形体を組み合わせて、想像を具体的なカタチにする知育玩具として、50年ぐらい前から売っています。 息子が喜んで遊んでいるのを見て、父はいろん…

立場によるギャップ

CFRP成形、量産コンポジットと言っても、それぞれの立場によって、見えるものが異なります。現在日本では、CFRP/CFRTP製造のための技術開発が各地で行われていることは、このブログを読んでいる方ならご承知の通り。 では、あなたはCFRP成型品を作りたいほう…

モノづくり進化論。その先は想像力が必要です。

CFRP、CFRTPとも日本では大量生産の実績は少なく、欧米特にドイツにおける自動車用途のものづくりの様がYouTubeで公開されていたので、ついつい気になってしまうところですね。でも、日本の特に自動車向けトライはBMWのそれとは、ちがう動きになっていると見…

CFRP量産に適した成形技術 2

日本でカーボンコンポジットを量産するときに有力視されているのは、熱プレス成型であることは、異論のないところでしょう。PCM(プリプレグ・コンプレッション・モールディング)、C-SMC(カーボン・シート・モールディング・コンパウンド)、(LFT‐D(ロン…

CFRP量産に適した成型技術 1

このサイトをご覧いただいている方は、少なくとも「CFRPの量産技術」に興味がある方だと思います。 では、世界で最も量産されてきたCFRP部品の成型方法は何だと思いますか? オートクレーブ成型? 熱プレス成型? 引き抜き成型? ほかには? それは、人類は…

JCM日本複合材マーケットの特徴

JCM日本複合材マーケットは、複合材料に特化した販売サイトです。 サイトをひととおりご覧いただくと判ると思いますが、現在入手できるCFRP、CFRTPの成形材料、成形システム等をご紹介していますので、「これからCFRPを触っていきたい」とお考えの方にも「こ…

特殊カーボン織物

JCM日本複合材マーケットは、平織、綾織のカーボン織物をリーズナブルな価格で提供しているだけでなく、ガラス繊維、アラミド繊維その他の工業繊維と混織した特殊カーボン織物もお取扱いしています。 また、カーボン織物にアルミ、カッパー、クローム等の金…

構造用カーボン(炭素繊維)UD 単一方向性

金属素材や樹脂素材とは異なるカーボンコンポジットの特長のひとつに「強度/弾性の方向性を設計できる」という点があります。炭素繊維を0度方向に引きそろえ、90度方向には、少量のガラス繊維やナイロン糸でステッチされたUD(Uni-Direction =単一方向性)織…

シルバーカーボン ドライファブリック

シルバー・カーボンというのは通称で、グラスファイバー織物に、アルミを蒸着加工した織物です。ヤーンの太さ、織物のパターンがカーボンでポピュラーな「3K綾織」「3K平織」タイプが人気です。JCM日本複合材マーケットでは、「3Kタイプ」だけでなく「1Kタ…

カーボンクロス ドライファブリック について

コンポジット成形の基本となる、カーボン(炭素繊維)織物です。日本銘柄の東レ、東邦テナックス、三菱レイヨンの他、台湾のフォルモサ、トルコのダウアクサのカーボンのカーボンクロスをご用意できます。 JCM日本複合材マーケットでは、糸の銘柄、サイジン…

Blogを再開します。

3年前にブログをはじめましたが、記事のボリュームが大きく、また、内容的にも公開には不適切と思われるものもあったので、公開を中止していました。 過去には、定期的にご覧いただいていた方もおられたのに、急にクローズにして申し訳ありませんでした。2…

日本製の量産コンポジットなら…

自動車向けの量産CFRP部品の試作開発トライが、各方面で始まっています。まずは成形技術の確保いうことで、熱プレス成形を基本としたトライアルが成功している例が、いくつか聞こえてきました。 また、市販が開始されているBMW i3の実車も次々とデリバリ…

プリプレグって何?

「量産コンポジット」と言っても、 これからカーボン・コンポジットで何かがしたいと思っているお客様には専門用語がたくさんあって、しかも当たり前のように専門用語を並べられても、わけが分からないと仰る方も居られます。 企業の研究開発部門、FRP/コン…

Let It Go ! つづき

前回は長文になってしまい、肝心のLet It Goにまで、話ができずでした。欧米と日本の産業構造が違うので、日本で欧米の量産システムをそのまま持ち込むのは??ではないかというわけです。高度経済成長を経験していない新興国に工場を建てるならまだしも、す…