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CFRP量産に適した成型技術 1

このサイトをご覧いただいている方は、少なくとも「CFRPの量産技術」に興味がある方だと思います。

では、世界で最も量産されてきたCFRP部品の成型方法は何だと思いますか?

オートクレーブ成型? 熱プレス成型? 引き抜き成型? ほかには?

それは、人類はこれまでにCFRPで何を作ってきたのか?ということの裏返しです。

東レさんは、PAN系カーボンファイバーを事業化する中で、まず目指したのは

「航空機の金属代替素材にならないか」でした。しかしながら、航空機産業は、その安全に対する厳しい条件があり、実績のない材料を認証取得して、参入障壁は相当高いものです。本来使ってもらいたい用途で売り上げがなかなか出ないので、「何か売り上げが出るもの…」として、当時グラスファイバー製品が出回っていたフィッシングロッドをカーボンで製作しました。それと、ゴルフシャフト。CFRPの弾性を生かした、軽量で性能の出るプロダクトになりました。

これらの成形方法は、シートワインディング法(シート状のプリプレグを芯金に巻き付けて硬化させる方法)。ストレート・パイプやテーパーパイプを製造する技術です。