2023-01-01から1年間の記事一覧

rCF(リサイクル・カーボンファイバー)でGOOD DESIGN 2023 を獲得しました。

このたび、富士加飾のリサイクルシステムである精密乾留方式で、元・航空機製造用廃棄プリプレグから3K平織クロスを連続繊維のまま取り出した、「循環型炭素繊維織物 コバトロン炭素繊維織物」が、2023年グッドデザイン賞に採択され、昨日、発表になりまし…

JCMがお届けできるカーボンファイバー

いつもながら、更新が遅くて申し訳ありません。 前回、前々回のBlogに、レギュラートウ、ラージトウのカーボンファイバーの取り扱いを開始しました。と告知させていただきました。 このカーボンファイバーの販売開始に関しては、複合的な背景があります。も…

ラージトウもご用意できます。

前回、こちらのブログで、レギュラートウのご用立てが可能になったとお知らせしましたが、ラージトウもご用意できるようになりました。 銘柄は、SGLカーボンファイバーです。 SGLカーボン?それ何?聞いたことない...? SGLはドイツのカーボンメーカーです。…

レギュラートウ、ご用立てできます!

JCM日本複合材マーケットでは、特別な事例を除いて、炭素繊維の国内販売は行ってきませんでした。理由は日本国内では、東レ様、帝人様、三菱ケミカル様など炭素繊維メーカー系列の販売ネットワークがあって、量産用途や研究開発用途には、その販売ルートで販…

JISTES 2023 KYOTO のご案内

弊社、代表取締役の柳原は、本年度よりSAMPE Japan コンポジット委員会の委員長を務めさせていただいております。 本日は、量産を見据えたコンポジットの国際シンポジウムのご案内です。 コロナ禍で開催が出来なかった SAMPEコンポジット委員会主催のJISTES…

情報発信の難しさ

弊社は代表者の経験と、その経験にともなう人脈の広さから、特に複合材料の市場動向の「今」をとらえたコンサルティングサービスを行なっています。 先日、SAMPE Japan コンポジット委員会研究会でJEC WORLD 2023の報告会を行ないました。SAMPE Japanコンポ…

炭素繊維の超ショーテージの時代は終わりました。

この業界に居ても、炭素繊維の供給について気になっている人、そうでない人も居ると思いますが、COVID19パンデミックの期間と、ほぼ同じ期間、実際にはその少し前から炭素繊維は超ショーテージ(とても市場流通供給量が少ない)時代でした。 その背景には、…