2017-01-01から1年間の記事一覧

お詫び

これまで、忙しさにかまけて、長らく更新できていませんでした。 …にも関わらず、けっこうなアクセスをいただいて、当ブログを閲覧していただいていることが、アクセス統計を見て知り、とても申し訳なく思っております。 あらためて、新しい記事をアップロー…

自動車向けコンポジットの最新技術セミナー

SAMPE JAPAN コンポジット委員会 開催のご案内 コンポジット委員会 第64回研究会を下記の通り開催することになりました。日本を代表する炭素繊維メーカーの方々に自動車用途をはじめ利用拡大が期待されている炭素繊維複合材料やそのリサイクルに関してご講演…

ブレイディング (少量でも)供給開始

JCM日本複合材マーケットのサイトには、すでに載せていますが、ブレイディング・チューブ(組み物、環状編物)の販売を開始しました。 ブレイディングって触ったこと、ありますか?日本を代表する機械メーカーさんが、ブレイディングマシーンを販売している……

PC/CFRTP 登場。

日々の業務に追われてしまい、ついついBlog更新ができていません。せっかく、訪れていただいた方には申し訳ない限りです。 さて、JCM日本複合材マーケットの材料供給は、新しい時代に突入しました。 PC/CFRTPの性能、コスト等については、↓のサイトをご覧い…

私は「ダイヤブロック派」でした。

欧米では、LEGOが圧倒的にポピュラーですが、私が親から与えられたのは、ダイヤブロックでした。いくつかの基本形体を組み合わせて、想像を具体的なカタチにする知育玩具として、50年ぐらい前から売っています。 息子が喜んで遊んでいるのを見て、父はいろん…

立場によるギャップ

CFRP成形、量産コンポジットと言っても、それぞれの立場によって、見えるものが異なります。現在日本では、CFRP/CFRTP製造のための技術開発が各地で行われていることは、このブログを読んでいる方ならご承知の通り。 では、あなたはCFRP成型品を作りたいほう…

モノづくり進化論。その先は想像力が必要です。

CFRP、CFRTPとも日本では大量生産の実績は少なく、欧米特にドイツにおける自動車用途のものづくりの様がYouTubeで公開されていたので、ついつい気になってしまうところですね。でも、日本の特に自動車向けトライはBMWのそれとは、ちがう動きになっていると見…

CFRP量産に適した成形技術 2

日本でカーボンコンポジットを量産するときに有力視されているのは、熱プレス成型であることは、異論のないところでしょう。PCM(プリプレグ・コンプレッション・モールディング)、C-SMC(カーボン・シート・モールディング・コンパウンド)、(LFT‐D(ロン…

CFRP量産に適した成型技術 1

このサイトをご覧いただいている方は、少なくとも「CFRPの量産技術」に興味がある方だと思います。 では、世界で最も量産されてきたCFRP部品の成型方法は何だと思いますか? オートクレーブ成型? 熱プレス成型? 引き抜き成型? ほかには? それは、人類は…

JCM日本複合材マーケットの特徴

JCM日本複合材マーケットは、複合材料に特化した販売サイトです。 サイトをひととおりご覧いただくと判ると思いますが、現在入手できるCFRP、CFRTPの成形材料、成形システム等をご紹介していますので、「これからCFRPを触っていきたい」とお考えの方にも「こ…

特殊カーボン織物

JCM日本複合材マーケットは、平織、綾織のカーボン織物をリーズナブルな価格で提供しているだけでなく、ガラス繊維、アラミド繊維その他の工業繊維と混織した特殊カーボン織物もお取扱いしています。 また、カーボン織物にアルミ、カッパー、クローム等の金…

構造用カーボン(炭素繊維)UD 単一方向性

金属素材や樹脂素材とは異なるカーボンコンポジットの特長のひとつに「強度/弾性の方向性を設計できる」という点があります。炭素繊維を0度方向に引きそろえ、90度方向には、少量のガラス繊維やナイロン糸でステッチされたUD(Uni-Direction =単一方向性)織…

シルバーカーボン ドライファブリック

シルバー・カーボンというのは通称で、グラスファイバー織物に、アルミを蒸着加工した織物です。ヤーンの太さ、織物のパターンがカーボンでポピュラーな「3K綾織」「3K平織」タイプが人気です。JCM日本複合材マーケットでは、「3Kタイプ」だけでなく「1Kタ…

カーボンクロス ドライファブリック について

コンポジット成形の基本となる、カーボン(炭素繊維)織物です。日本銘柄の東レ、東邦テナックス、三菱レイヨンの他、台湾のフォルモサ、トルコのダウアクサのカーボンのカーボンクロスをご用意できます。 JCM日本複合材マーケットでは、糸の銘柄、サイジン…

Blogを再開します。

3年前にブログをはじめましたが、記事のボリュームが大きく、また、内容的にも公開には不適切と思われるものもあったので、公開を中止していました。 過去には、定期的にご覧いただいていた方もおられたのに、急にクローズにして申し訳ありませんでした。2…